目標を達成するためにやめなければいけないこと
誰でも目標を立てる。
目標は多く、ひとつではなく複数ある。
早く寝るとか、給料をあげるとか、恋人を作るとかそういうのも目標だ。
目標設定には、SMARTの原則というものがある。目標はSMARTでなくてはならないということだ。
こんなことはどの本にも載っていて、今さらこんなことを偉そうに語る人がいたら、大したことのない人だと思って間違いない。
SMARTとは、Specific,Measurable,Result,Time-boundの頭文字をとったものだ。
つまり、1)具体で2)計測可能で3)成果に基づき4)期限がなくてはならない。
明日の11時までに3kg痩せるといったものが適切な目標ということだ。
しかし、それよりも大事なのは、6)目標が他の目標と矛盾しないことだと思う。
この第六のルールが一番大切だ。
例えば、定時に退社し本を読むことが目標であれば、残業をし上司の評価を得るという目標は達成できない。
ある目標のためには、別のぼんやりとしたなんとなく達成できたらいいと思っている目標を切り捨てる必要がある。
新しい目標のために、なんとなく心の中にあったぼんやりとした目標を、SMARTに切り捨てることができるか。これが大切だと思う。
- 作者: 安宅和人
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