欲しいものが目の前にあるとき、好奇心を試されている

気付いたら、お金を使っていたというのは無駄遣いです。
実は、あれこれ悩んで「えいや!」と決めるときは、絶対に無駄遣いにはならないのです。
それは、無駄か無駄でないかという次元の問題ではなく、勇気の問題なのです。
目の前のものに対する好奇心をどこまで信じられるかという自分との戦いなのです。
飲み会は比較的無駄遣いに分類されることの多いお金の使い方ですが、それを無駄だと思ってしまうのはお金を使いやすいからなんですね。
2000円くらいだろうなんて考えて、請求がきてびっくり。4人で2万円。こんなことはよくあることです。本やマッサージに5000円出すのはなかなか難しいですが、飲み会なら簡単です。なぜなら請求が後で来るからです。もう飲んでしまっているので払う他ないわけです。
本やマッサージは先に払うところが難しい。
決断しないと、そこに5000円は出せないのです。
このときに、自分の好奇心をどこまで信じられるかという話になります。
飲み会も事前にものすごく高額であることがわかっていて、それでもなお行きたいメンバーだったときは、好奇心との戦いです。
好奇心との戦いに負けることもあります。私もすごく欲しい本を前に、すごすごと帰ることもあります。すごく悔しいのに、その後、「ちょっと飲みにいこうよ」と言って、あれほど迷った金額を払ってしまうこともあるのです。
好奇心との戦いに、7勝3敗くらいならまずまずのところなのではないでしょうか。
欲しいものが目の前にあるとき、あなたは好奇心を試されているのです。


ところでこの記事、前も書いたような気がします。
今書いた記事なので、一言一句かぶってることはありえないのですが、なんとなくこのネタは書いたような気がします(笑)。
まあ重要なことなので、何度書いてもいいでしょう。
最後にもうひとつアドバイスを。

買うときは、カードではなく現金の方がいいでしょう。
身銭を切る感覚を身体に刻みつけるのです。