新コンテンツのおしらせ

今日から、新しい連載をはじめます。

最近、「風来のシレン5」というゲームにハマっています。このおもしろさは口だけでは伝えられないので、皆さんにもぜひやってみてもらいたいのですが、その試みのひとつとして、ひとつシレンに関して何か書いてみようかなと思ったわけです。

コンセプトは、「人生に必要な知恵はすべて風来のシレンで学んだ」です(笑)。



よく、「現実の世界はゲームと違う」と言われます。私も小さい頃、よく言われたものです。「だからゲームをするな」というわけです。
ところが、考えれば考えるほど、現実の世界とゲームは同じなのです。
ダメな人は「違い」ばかりを見つけます。優秀な人は「同じ」ところを見つけます。
優秀なお兄さんがいたとして、無能な人は、「どうして私はお兄さんと違ってバカなんだろう」とぼやきます。優秀な人は、「お兄さんのここが凄いから同じことをしよう」と言います。
無能な人はダメな理由、できない理由ばかりを考えます。
「どうしてうちの会社は儲からないんだろう」というのはダメな経営者の発言です。
優秀な人は「あそこの会社はなぜ儲かっているんだろう、何か盗めるところはないか」という視点で見るのです。
ゲームも同じです。同じようにゲームをやっても、「ああ、現実はゲームと違って難しいな」と言う人もいれば、「なんだゲームと同じじゃないか」といって現実世界でもレベルアップしていく人がいます。
皆さんが現実世界でもレベルアップのできる人になれるように、このコンテンツを書いたつもりです。

特にゲームの中でも、風来のシレンは人生とよく似ています。
ぼーっとAボタンを連打してレベルを上げていれば、後はストーリーを追っていくだけというゲームではないのです。
このゲームはすごく人生的です。負けたら何もかも失います。レベルも死んだら1に戻ってしまいます。お金も0になります。アイテムも全てなくなってしまいます。アクションゲームのようですが、アクションゲームではありません。
その場その場で判断を下し、レベルを上げて、時には貯金をしながら、道具を集めながら進めていくゲームなのです。
人生もまた、風来のシレンのように、場面が変わればまた1からやり直しです。学生のダンジョンをクリアしたら、次は社会人のダンジョンです。
学生のダンジョンで鍛えた武器は持ち込めますが、レベルは1からです。
シレンは、レベルは1からでも経験という技術が残ります。時には、前の武器を持ちこすこともできます。
人生もそうです。人生は学生と社会人だけではありません。転職のダンジョンもあれば、習い事のダンジョンもあります。無職のダンジョンという難しいダンジョンもあります。無職のダンジョンでは、武器の持ち込みはできますが、その分1階から出てくる世間という名の敵がものすごく強いのです。おまけに給料という経験値も少なめに設定されています。まさに「最果てへの道」です。

私がこれから書くことが皆さんの今いるダンジョンの攻略に少しでも役に立てたら、と思っております。
クリアした暁には、ゲームを否定する人に言ってやりましょう。

「なーんだ、人生ってゲームと同じじゃないか。人生で必要な知恵は全部風来のシレンで学んだよ」と。


では、お楽しみにしててください。