仕入れ値が常に売り上げを上回るようにする

人を事業にたとえると売上というのは給料、あるいは月々の収入です。
では、仕入れというのはなんでしょうか。これは学習ですね。学んだことが仕入れです。

給料というのは、自分が人生で学んだことを労働という一点に向けて出していった結果もらえるものなのです。
事業の基本は仕入れ値を安く済ませ、売り上げを上げることです。
そうすると、儲けが増えるからです。
ところが、人の場合はその逆なんですね。仕入れを増やし、売上を減らす。その差額が儲けなんですね。
「そんなことしたら生活ができないじゃないか!」
そんな声が聞こえてきそうですが、そう思う人は休みの日にできることが仕入れだと取り違えています。
実は労働も仕入れに区分されるのです。
売上は給料です。労働と給料をごっちゃにすることがそもそもの間違いです。
労働に学んで、休日は別ジャンルのことを学ぶ。
それだけで、簡単に仕入れは売り上げを上回るのです。
労働はお金をもらいながら、仕入れになる一挙両得のオイシイ仕事ですが、学ぶ気をなくしてしまうとそのまま一気に無駄になってしまいます。
これは超短期集中コースの講座のようなものです。あれも初日にうっかり寝過してしまったりすると、1日に講義が5つも6つもつまっていますから、次の日に取り戻すなんていうことにはなりません。そのまま行かなくなります。結局、1日も行かないまま何十万の学費を無駄にしてしまうのです。
会社勤めですと、1日に8時間も10時間もみっちり詰まっているので、やる気をなくすとそのまま全部無駄にしてしまうのです。それも超短期どころか超長期なのです。3日間集中どころか、40年週5というむちゃくちゃな契約なのです。悪質なエステどころの騒ぎではありません。ところが、学ぶ気のある人は40年週5で学び続けているのですから、とても太刀打ちできません。
同じような席に座り、同じような売り上げの人でも、実は仕入れ値が全然違ったのです。

同じ100万円のダイヤモンドを売っているのに、みのり商店は庭で拾ってくるから仕入れがタダだって!?