応援してくれる人を集めよう

「応援」をテーマに、ある調査会社が集計したデータにこんなものがあるそうです。
どういう調査かといいますと、「自分のことを応援してくれている人が10人いるかどうか」をアンケートで聞くわけですよ。そうすると、「いるよ」っていう人と「10人もいないなあ」って答える人がいるわけですよ。そりゃそうですね、二択なんですから。
被験者は年収ごとにまとめられてて、年収1000万以下に区分される人の8割が、「10人もいない」と答えたそうで、3000万以上の人は6割が「いる」と答えたらしいんですね。そこから、「応援してくれる人が多いほど収入もあがる」という仮説が出てくるわけです。
もちろん厳密には応援してくれる人が多いと思っている人ではありますが。

皆さんどうでしょうか。オチを知ってる私が言うのもなんですが、私は「10人はいるでしょ」って感じなんですが、皆さんはどうですか、10人いますか?
この統計見る限りでは、「10人もいない」と考える人のほうが多数派のようですから、いないと思うかもしれませんね。いないとしたら、どうしたらいいと思いますか? 探せばいいと思うんですよ。別に新しく応援してもらう人を探すのではなくて、普段付き合ってる人を「この人応援してくれるかな?」と考えてみれば、10人なんてすぐだと思うんですね。何も応援してくれる人というのは、生命保険に加入してくれたり、一緒にネットワークビジネスをはじめてくれる人のことをさすわけではないのですから。
そう考えていくと、付き合いは長いけど、どうもこいつは応援してくれなさそうだという人が出てくると思うんですね。そういう人はどうしたら応援してくれるのでしょうか。これは簡単で、先に応援してあげればいいんですね。応援というのは善意から生じるもので、善意というのは余裕から出てくるんですね。お腹いっぱいのときに、空腹だけどお金がないっていう人がいたら食べ物を分けてあげますよね。自分が特に酔っ払ってないときに、酔いつぶれて苦しそうな人が、自分の分のお冷を飲もうとしても別に構わないですよね。

先に応援して、その人に余裕が出てくると、その人が今度、応援する側に回ってくれるものです。
こういうの、なんか故事がありますよね。なんでしたっけ。
「情けは人のためならず」
これですね。
それでは、また明日。

A kindness is never lost...