仕事をしているときはみんなA型

私はこだわりのある人って好きなんですね。好きですし、こだわりのある人のほうが何かと学ぶことが多いものです。ある人の人格の全部分を尊敬できるということはあまりないと思いますが、部分的に「大したものだ」と思うことは多々あるものです。

以前にお話しさせて頂いた、私が働いているコンビニの店長も掃除にうるさい人ですが、要するに綺麗にこだわる人なんですよね。
ですから、掃除だけでなく、おでんひとつとっても汚い汚いと連呼して、さかんに水面に浮かんだ油をとったり、はんぺんのくずをとったりしているんですね。
それで、今日、何気なく家の近くのコンビニに寄って、おでんを見てますと、これがめちゃくちゃ汚いんですよ。いつもだったら何とも思わないのかもしれませんが、自分の働いてるところがすごく綺麗なだけに、「おいおい、こんなおでんよく売れるなあ」って思ってしまうんです。
そういうときに、口うるさい店長ですが、さすがだなと改めて思うわけです。

そんな店長と印象深い会話があってので、最後に引用して終わりにさせて頂きます。
一緒にデスクワークを横並びでしていたときに、ちょっと雑談で血液型の話になったんですね。
「お前、俺のことA型だと思ってるだろう?」
「えっ、違うんですか?」
「O型だよ」
「えー意外ですね。意外っていうかA型以外考えられないっていうのもすごいですけど(笑)」
「血液型なんてアテにならないんだって。でもな、仕事をしているときはA型だと思われるようじゃなきゃダメなんだよ」

なるほどなァと思ったものです。
仕事をしているときは、みんなA型になろう。