行動の回数が時間となる

充実してる人は、他の人よりも時間を持っています。時間の質も量も違います。
時間は誰にでも与えられた平等なものというのがそもそもの嘘だったのです。時間はあまりにも不平等です。そもそも1日は24時間という平等らしい数え方をしていること自体が欺瞞だったのです。


1日は24時間という発想をまずはやめることからはじめてみましょう。
実は1日の時間は行動の回数で決定されます。1日に1つの行動しかできない人は1日は1回という時間なのです。1日に2つの行動ができる人は、1日は2回という時間なのです。
FFⅢという、ファミコンのゲームがあって、その中では魔法は回数制で、MPではありません。そして魔法にはレベル(クラスという)があって、レベル単位で回数が決まっているのです。たとえば、死んだ味方を満タンの体力で生き返らせるアレイズという最高クラスの魔法がありますが、これはちょっとしか使えない。だから、ボスが出てきて、最初の方に勢いよく同じ最高クラスの攻撃魔法ホーリーとかアホみたく打ってしまうと後で困ることになる。そこのクラスはアレイズのためにとっておかなきゃいけない。
時間も同じで、同時にできない行動というのがいくつもある。飲み会は1日に多くて3回くらいしかいけませんし、知人と二人で夕飯となるとごっそり時間をもっていかれる。それは知人が誰であるかを問わない。だから二人で夕飯を食べるとしたら、その知人は大切な人にこしたことはありません。
一方で、ちょっとした事務連絡は1日に何度もできます。その日に飲み会があっても、ちょっとした合間や待ち合わせの時間に処理することができる。これを一般に「細切れ時間の活用」といいますが、どうして細切れ時間を活用できるのかといえば、行動のクラスがいくつかあるからです。
大きいクラスの行動から小さいクラスの行動まで、行動にはたくさんの種類があります。
これらをどのようにうまく組み合わせるか。裁量が問われます。
今週こなした行動の数があなたの今週の時間です。
時間の量は初めから決まっているのではありません。過去の行為の総量があなたの時間となっていくのです。

時間を増やそう!