喫茶店で机が濡れてしまう

私はよくドトールに行くんですね。スタバよりドトール派。なんでドトールかっていうと、私は1日に2回も3回も喫茶店に行くんですね。だから安いところじゃないと出費がすごいことになってしまう。ただそれだけの理由でドトール派なんですけど、総合的に見ても、ドトールというのはかなり優良な喫茶店ではないかと思うわけです。他にも安いところはあるのですが、ドトールは一番小さいサイズでもかなり大きいコップにいれてくれて、リーズナブルなところも魅力的です。
私はドトールで本を読むのですが、そうするとコップについた水滴が垂れてきて、机が水浸しになってしまうんですね。普通はそうならないように、コースターを用意してくれているのですが、ドトールにはコースターがありません。机が濡れると、机の上に乗っけてる本も濡れてしまうんですね。それは嫌なわけです。
で、どうしたらいいか。
まず鞄の中をみて、いらなそうなチラシだとかポケットティッシュを折って、その下に敷くことを考えました。ところが、すぐびしょびしょになってしまって、あまり使えません。
次に考えたのは灰皿の利用です。ドトールの灰皿は底が少し深くて、丸型になってるんですね。あれがどうもコップにすぽっとはまったりしないものか。そう考えて、灰皿をとってきて、灰皿の上にコップを置いてみると、すぽっとはまるのです。おお、これは革命的な対策を打ち出したぞと、一人悦に入り、本を読むと、ものすごい音がします。どうしたんだと思って顔をあげると、コップが倒れている(笑)。すぽっとはまってほしいと思うがために、はまったような気がしたのでしょう。実際はしっかりはまっていなかったのです。店に迷惑をかけてしまいました。
このような紆余曲折を経て、結局、家からコースターを持っていくことにしたんですね。マイ箸ならぬマイコースターです。
これがやっぱり一番の解決で、それ以来本が濡れなくなりました。そういうわけで、私の鞄の中にはコースターが入っています。

不便なことは世の中たくさんあります。普通の人は、まあいいやで済ませてしまう。そこを、なんとかならないかと少し考えるだけで、解決できてしまうこともあります。