休息をする

遊んでいる時間と休息している時間というのは、似ているようで違います。
気分転換は重要ですが、気分を真逆に変えてしまうと本来やるべきことに戻りにくくなってしまいます。
両端にやるべきことと遊びがあるとしたら、遊びのほうまで一気にいってしまうと、戻りにくくなるのです。
そこで、ちょうど中間地点の「何もしない」休息の時間を取り入れることが非常に重要なんですね。
私は今日、ハンドタオルを顔にかぶせてマスクをして1時間ソファーで横になっていました。ベッドではなくソファーで寝たのは、眠ってしまわないためです。
実は疲れは眠るだけでなく、横になるだけでもだいぶ回復するのです。同じ徹夜でもずっと活動しているのと、一晩眠らなかっただけで横にずっとなっていたのでは全然違います。
目も、とりあえず瞑っておくだけでだいぶ回復するそうです。
疲れを感じたら、とりあえず目を瞑って横になってみる。
無駄に目を開けて、立っている必要は全然ないのです。

短眠法の多くは、睡眠時間を削って空いた時間をほとんど休息に充てるというやり方です。短眠をマスターすれば、体力そのものが増えるのではありません。空いた時間をひたすら休息に充てて、帳尻をあわせるということなのです。

昼間、街を歩いていると車の中で目を瞑っている人がいます。彼らはもう一度集中するために、少しの空き時間でも休息をとろうとしているのです。

疲れたら、休息しよう。