やりかけの仕事を片付ける

やりかけの仕事っていうのは毒のようなもので、残しておくだけで何もやらなくても疲れてしまいます。
やりかけの仕事をやらないで、別の仕事に着手するということは、毒を受けた状態で仕事をするということです。だからその仕事は新しくてもはじめから少し疲れています。
新しい仕事はやる気があるのではじめのほうは、新鮮さというカンフル剤で頑張れますが、飽きがきたころに、残しておいた仕事の毒で受けた疲労とあわせてカンフル剤の反動がやってきて一気に疲れてしまいます。

そういうわけで、やりかけの仕事を残しておくことは大変に効率が悪い。
やりかけの仕事を真っ先に片付けると、不思議と疲れも吹き飛んでしまうのです。

やりかけの仕事が完全になくなったとき、やりかけの仕事をもう一度探してみる。もう1度探すと今までの仕事をもう一度洗いなおすことになります。そうすると改めてこの仕事は雑だったとかよかったとか自分の仕事を振り返ることになります。そこで気付いたことが、次の仕事の丁寧さにつながっていくわけです。

仕事を丁寧にできる人には、必ず次の仕事がやってきます。
まずは、やりかけの仕事を片付けてしまいましょう。