自信をつける

自信のある人は何をやってもうまくいきます。
自信を分類するなら、技術力のもっと下にある基礎的な部分の力です。
例えば、野球とバレエというのは基本的には違うものです。だから野球経験者だからといってバレエを1からはじめるのであればその人はやっぱり初心者です。
ところが、野球を通して自信を身につけることができると、その自信の上にバレエの技術を乗っけるわけですから、これは幾らかのアドバンテージになります。
だから、自信だとか情熱だとかそういう何をするにも使える普遍的なものを身につけておくと大変有益というわけです。

さて、その自信を身につける方法ですが、自信は自分を信じると書きます。信じるというには確かな根拠があってはなりません。お金を借りるときに自宅を担保に差し出し、「キミを信じて貸そう」というのは全然信じていません。信じるのであれば担保なんか不要なはずです。そういうわけで、信じるというとき何か担保のようなものがあるとかえって純粋性にかけるわけです。
ということは、今までうまくやってこれなかったから自信がないというのは間違っています。今までうまくやってこれなかったけれど、絶対にできるという無根拠の確信こそが自信なのです。
何かできてから、達成してからの自信は誰でも手に入れることができます。そうではなくて、何も達成していない今だからこそ、自信を身につけられるのです。
何も達成していない今のうちに自信を身につけましょう。
自信があれば、何度打ちのめされても再び挑戦することができます。
無限のコンテニュー。私たちのゲームはこの自信の前に決して終わることがないのです。