人と違うことをすれば大物になる

このままでは小物におわってしまう、どうしたらいいか、そんな相談を頂きました。
小物の反対は大物です。
じゃあどうすれば大物になれるか。
普通の人がやらないことをすれば大物になります。
人っていうのはみんな似たようなもので一人ができないことはたいていの人ができません。街でナンパをしている人も自然にナンパができるのかといえば実はそうではありません。今日はナンパをする日と決めているからナンパしているし、ナンパできるのです。
声をかける前は心臓がはりさけそうなのです。
ナンパができる人とできない人の違いは、やりたくないことをやれる人なのかやれない人なのかという違いだけです。
やりたくないことを勢いづけてやっていくと、だんだん慣れてきます。そうすると自然にできるようになります。
前屈で手が床に届くか届かないかくらいの人がいて、えいやっと伸ばせば床に指の先が触れる。これを繰り返すと、自然に指の先が床につくようになります。そこでまた、えいやっと伸ばすと指の腹が床につくようになる。こうやって体が柔らかくなっていく。
心も同じで、最初は気合いをだして何かしなきゃいけない。挨拶ができない人は、「おはよう」というのにも気合いがいります。しかし、その気合いを出す作業を続けることで挨拶が自然に出るようになっていきます。
日常の中で、心の限界値を少しずつ伸ばしていく。そうすると、無理難題を押し付けられたときに、サッとできてしまう。普通の人ではできないことを、やってのけてしまう。
今日もひとつ心の限界に挑んでみようではありませんか。