いい友達を見つけるコツ

いい友達を見つけるコツは恋人と同じで、自分がどういう友達がほしいのかハッキリさせることです。ほしい友達を明確にする方法は、いろんな人と会って快適な人と不快な人に大雑把に分けて、どこが不快でどこが快適なのか徹底的に探る。
たとえば私は明るくてもデリカシーのない人っていやなんですね。テンションがあがったときについ失礼なことを言っちゃう人。そうすると、あ、やっぱりそう思ってるんだって落ち込んでしまいますからこういうのは避けたい。ナイーヴなんですよ、私は。笑
あと、他人のミスを逐一指摘されたりするのもいやですね。お前、ハシの持ち方変とか。無教養を指摘されたみたいですごく腹立つ。小さいやつだなあと思われるかもしれませんが、いいんです、小さい人間なんですから。
逆に嬉しいのは、「さすが、みのりさん!」とか言ってくれたり、私が非常識な質問をしても、淡々と教えてくれる人。たとえば私はあんまりテレビを見ないので世間のことがよくわからない。みんなが嵐の話をしてるときに、「嵐ってなんですか?」とか聞いちゃう。
そういうときに「ジャニーズの新しいグループで、こんな特徴があって、最近流行ってるんです」みたいな説明をしてくれる人とかすごく嬉しい。逆に「えっ知らないの?嵐は嵐だよ」みたいな人は嫌。
あとは私が言ったことを覚えてくれるとかそういうのも嬉しいですね。
そういうされて嬉しかったことを覚えておいて、自分が好きな像を明確にする。
そうすると、会って5分も話せば、好みの友達だなってわかるようになる。わかったら猛プッシュ。絶対誰にも渡さないぐらいの勢いでメールとかしたり誘いまくる。
こうやって探していくとものすごい快適な環境ができあがる。キリストが「私はパラダイスにいます」って言ってるようなそんな気分。いつでもどこでもパラダイス。
それで、狙った友達と仲良くなるには、自分もある程度魅力的じゃないと友達には慣れない。だから自分もされて嬉しいことを最初に徹底してやる。ひたすら褒めて、言葉使いにはなるべく気を遣う。よほど仲良くならない限りタメ口では話さない。私はタメ口で話されるの嫌だから。
そうやって自分がされて嬉しいことをしていくと、相手も、あ、この人いいなっていうことでめでたくお友達関係が成立する。
その友達がやがて自分に自信をつけてくれる人となり、自分もまた友達に自信をつけてあげるようになると。
誰かの言葉で成功者は群れをなして飛ぶというのがあります。
きっとこういったからくりなのでしょう。
私たちも群れをなして飛ぼうではありませんか。