マゾ

知り合いのコンビニの社員さんが、「僕はマゾなんです。仕事をどんどん押しつけてください」って言ってました。勝手な解釈をしてしまうと、彼はマゾなのではなく、仕事を単体で捉えるのではなく、吸収してどこにいくのかということを考えていると思うのです。
仕事をしたくないというのは、ドラクエでいうと、敵と戦いたくないということです。敵を戦うのは、たしかに面倒なことですが、敵を戦えば経験値が溜まります。その代わりに面倒くさかったり、HPやMPが減ってしまいます。ボスが前にいるときの雑魚戦は面倒なばかりかひどく苛立ちを誘います。ボスに備えて、HPやMPをとっておかなきゃいけない。
しかし、ボスを特に控えていないのなら、なるべく敵と戦った方がレベルがあがります。
敵と戦うには街を歩いてエンカウントしなきゃダメです。エンカウントするには敵がいるところにいないとダメです。街をいくら歩いても何もでてきません。敵も多いところがいいでしょう。エンカウトのあまりない場所よりもどんどん敵が出てくるロンダルキアの洞窟のような場所がいい。
あれをやれと言われたら、「はい」と言われた瞬間にエンカウトしたようなものです。
だからレベルアップしたいなら、ひたすら「はい」と答えていくほうが効率がいい。
こういう思考回路を持っていると仮定するなら、仕事はどんどん受けたほうがいい。このプロセスを一言でかつ世間一般に通用する言葉に置き換えて、それも不快な気持ちを与えることなく、簡単に伝えられて、しかも以降のコミュニケーションに問題を生じさせない言葉があるとするなら、それは、「マゾ」以外にありません。

マゾと相手に思わせて、どんどんレベルをあげてしまいましょう。
やっぱりセブンイレブンは素敵な社員が多い。

ところで、エンカウント率の異常に高かったロンダルキアの洞窟には、命の紋章がありましたね。