テーマを決めれば時間は無駄にならない

単調な作業だとか、あんまりやりたくないこと、あるいはおもしろいと思ってたけどあんまりおもしろくなかったみたいなそういうことってありますね。
今日は17時からアルバイトが入ってる。そのバイトは長くやってて新鮮さもない。ただ、退屈だ……みたいな。
そういうときに、10分くらい早く行って、一人の時間を作る。本当は早く行くより喫茶店にでもいったほうがいいんです。バイト先に行っちゃうと、ついお喋りしたり集中して考えにくかったりするので。
一人の時間を作って、なんかテーマを設定する。
今日は、大きな声を出そうとか、お客さんが何を頼むか心の中で予想をしてみようとか、作業を早くして床の掃除をしてみようとか何でもいいからテーマを決めてみる。
そうするだけで、できるかな? という感じで作業に新鮮味がひろがる。単調な作業は大体これで乗り切れます。もちろん乗り切れないこともありますよ。
社会人は裁量が大きいでしょうから、もっと色々できますね。
大学の講義なんかも同じです。ぼーっと聞いてるんじゃなくて、いま抱えてる問題に応用できるような話はないかなとか考えてみる。なかったらなかったでいいんです。ただ、それは多く、応用の仕方が甘いですね。
やろうと思えば、片想いのあの人へのアプローチを経済学の講義から学ぶこともできます。たしかに、分野関係ないかもしれません。だけどそういう強引な応用の積み重ねがおもしろい着眼点や、アイデアのもとになっていくんですね。
退屈な時間は何かテーマを設定してみる。電車の中でちょっと退屈だなという時もそうです。街の人のファッションを見ていくだけでもだいぶ違う。年齢を一人一人考えていくだけでも違う。年収を勝手に予想してもいいでしょう。
案外、個人の能力というのは、忙しい時ではなく、暇な時間に差がついていくんですね。
ちょっと思いだしたら、やってみてください。それでは。