その場で決断する

迷うのはあまりいいことではありません。
時間も勿体ないのですが、何よりも心の大部分がそこに囚われてしまって何も考えられなくなってしまいます。
日曜日、暇なら遊びに行かないと同僚に誘われた。だけど、その同僚と一緒にいてもそれほど楽しいとは思えない。とりあえず「土曜日になってみないとわからないから後で返事をする」と言っておいて、その場を切り抜けます。
土曜日になって、「ああ、アレ返事してないなあ」なんて思いながら、何もしない。何かしてても心のどこかで返事してないなあと思ってるから何も集中できない。
結局、土曜日の日にちが変わる直前に「ゴメン、明日は用事ができちゃって」なんてメールをすることになります。
これでは相手も可哀想です。二人で遊ぼうと思っている人だったら、返事が遅いために他の人を誘うこともできずがんじ絡めになってしまいます。
こうならないようにするにはどうすればいいか。
とりあえずの決定をその場でしてしまうことです。
聞かれたら、すぐに「ごめん、無理」と言っておけばいいのです。
それでやっぱり行きたくなったら、「前の話だけど、やっぱり参加してもいいかな」って聞きます。
もし、メンバーが決まってしまっていて断られてしまっても、少なくとも行きたかったことは伝えられます。そうすれば次も誘われます。
もちろん、全部受けるというスタンスでもいいでしょう。迷えば迷うほど答えはノーになりがちです。何もしないと何も得られません。スケジュールではなく、おもしろいかどうかわからないので迷っているのなら、原則イエスでもいいと思います。
大切なのはその場その場で即決していくことです。迷ったらどちらかに決めてしまおう。
赤の導線か、黄色の導線か。どちらかを切らなきゃいけない。片方は爆破装置の解除で、もう片方を切ると爆発してしまう。優柔不断のあまり爆発してしまって、結局、どっちの導線が正解だったかわからないなんてドラマの主人公じゃカッコ悪すぎます。