車の中でも食事

昨日、みんなで車に乗って出かけたんですよ。
そうしたら、横を走ってる車に乗ってる人が弁当食べながら運転してたんですね。
一人がそれに気付いて、「おい、見ろよあれ〜」って。
私は時間を無駄にしないで、すごい人だなあと素朴にすごいと思ったんですね。
ところが他の人は「ああはなりたくないな〜」って言ってたんです。
もちろん、やりたくもない仕事が忙しすぎて運転しながら弁当を食べてる人なのかもしれません。
しかし、やりたくもない仕事を少しでも多くするために運転中に弁当を食べるでしょうか。
やりたくない仕事ってどんなに忙しくても、食事の時間は必要でしょという一般常識に基づいて、やはり食事の時間をとるのではないでしょうか。
私には彼は、希望に向かって全速力で走っているように見えたんですね。
私もたまに何かをしながら食事をすることがあります。誰も見てなければ、弁当を食べながらトイレにいったりもしますし、サンドイッチ食べながら服をきたりするんですよ。
そういう食事と雑用を同時にこなすときってなにかメチャクチャ夢中になってることがあって、もう早くそれをやりたくてやりたくてしょうがないんですよ。
逆にどんな試験前に時間がなくても、サンドイッチ食べながら勉強をすることはあっても、サンドイッチ食べながら服をきたり、トイレに行くことはないんですね。
私の祖母も、食事に歯磨き粉が入ってればもっといろんなことができるのにって言ってたんです。
この「いろんなこと」っていうのはやりたくないことなのでしょうか。そうじゃないと思うんですよね。きっと、やりたいことか、やりたいもののために必要なやりたくないことだと思うんです。

希望に急かされて、食事をさっさと済ませてしまう。実に素敵じゃないですか。
早く食べて、やりたいことをやろう!