1日の長さ

みなさん1日の時間の長さってどのくらいか知ってますか?
24時間じゃないですよ。5時間です。実は1日は5時間しかありません。
最近、日にちが立つの早いなあって思ってる方。それは錯覚ではありません、24時間だと思い込んでいたものが実は5時間しかないのですから、日にちもあっという間に過ぎていくに決まっています。
なぜ5時間なのか。給料などのように考えてみればいいのです。年収1200万といっても、所得税だの住民税だの厚生年金だのひかれていって、なんだ900万しか使えないじゃないか、なんていうのはよくあることです。
時間もそれと同じです。まず睡眠時間が引かれます。次に拘束時間が引かれます。拘束時間というのは社会人やフリーターなら労働時間、学生なら学校の時間です。このふたつを合計して天引きします。睡眠時間6時間、拘束時間は9時間としましょう。拘束時間のための拘束時間が次にあります。移動の時間や化粧の時間です。これも2時間くらいと見積もると合計で17時間になります。次に食事や風呂などの時間を引きます。これも普通の生活をする上でどうしても時間をとられてしまうものです。これらの合計が2時間とすると、24時間から19時間引いて5時間です。だから1日は5時間しかありません。恋人がいて毎日電話をしている。ちょっと長電話で4時間つかってしまった。寝るには少し早いからネットサーフィンをするともう終わりです。だから何もしないし、何もできない。普通の人は普通に生活をしていたら何もできないのです。
しかし、もう大丈夫です。一番の問題は1日がさも24時間もあるような気がして夢を膨らませすぎたことにあるのです。1日が5時間しかないとわかれば、後はその5時間をうまく使い、どこかに落ちている時間を探すだけです。電車の中や、何かを待っている間など、時間はよく注意をすればところどころに落ちています。そうした時間をかき集めれば5時間が6時間になったり7時間になったりするのです。

時間はあらゆるところに落ちています。だから拾いましょう。拾えば拾っただけ時間が増えていきます。
時には時間を拾えないこともあります。そんな日もあります。気にすることはありません。5時間が普通なのです。

まずは1日が24時間しかないという錯覚から抜け出そう。
時間を活用する本を読むのはそれからです。