パチンコに入ろう

先日は、店は物を売っている場所だと言いました。しかし、物を売っていない店もあります。ゲームセンターやパチンコがそうです。私は待ち合わせの時はたいてい本を読んで待っていますが、なんとなく本を読むのに飽きた時はパチンコ店に入ります。私はパチンコは全然わからないし、一度もやったことがないのですが、入ってみると、パチンコのことがわかります。わかるというほどでもありませんが、雰囲気が掴めます。案外、パチンコ店にいる人たちは爽やかです。目を血走らせてい台を蹴っ飛ばしている人なんて見たことがありません。どちらかというと、ボーっとたばこを吸いながら淡々とやっている人が多いものです。喉が渇いた時も、喫茶店に入るよりは、パチンコ店でジュースを買って飲んでいる方がずっと安上がりです。待ち合わせなら、友達が到着してもすぐに出ることができます。喫茶店だと、いちいち会計をしなくてはならないので、今度は私の方が遅刻してしまいます。
少し話が逸れますが、私は汚いトイレがすごく嫌なんですね。
あるとき、電車に乗っている間にトイレに行きたくなった。降りてすぐにトイレを探すことになります。駅のトイレはすごく汚いので入る気がしません。そこで、喫茶店を探すわけですが、駅によっては喫茶店はあっても、この喫茶店にはトイレがありませんなんてことがあります。例えば、梅田駅の近くのドトールはトイレがありませんね。私はトイレ目的だけに梅田のドトール(DDハウスの近く)に入ったことがあって何度も同じミスをしています(笑)。だから目に入った喫茶店に入ればいいかというとそうでもない。そこで思いついたのがパチンコ店です。パチンコ店にはトイレがあります。しかも綺麗なトイレです。普段からパチンコに無駄に入る習慣が活きたのです。

パチンコ店を見つけるのは、喫茶店を見つけるよりも簡単ですから、トイレにうるさい人にはすごくお薦めです。もっともトイレが汚いのも煙草の匂いも嫌という方はパチンコ店ではだめかもしれませんが。

このように、普段絶対に自分が利用しないような店でも案外に何度か足を運ぶといいことがあるものです。
パチンコ店ができると近隣の人は嫌がるようですが、案外、いいものですよ、パチンコも。