トランクと時間

今日はちょっと時間の話をしましょう。
これは私のオリジナルではありませんが、1日の時間はトランクに荷物をつめる作業に似ています。
その心は、とわざわざ言う必要はありませんが、トランクはスペースが限られています。そして、持っていきたい荷物は山ほどある。適当に詰めていると、肝心なものが入らなくなる。肝心なものをぎっしり詰めてしまうと、遊び道具が入らなくなる。遊び道具は得てして、大きくて、洋服のように畳んだりできない。そこもよく似ている。いびつな形の麻雀セット(マット含む)やXboxなんかを持っていくと、もう後は隙間にパンツを入れるくらいしかない(笑)。
かといって、びっしり綺麗に詰めてしまうと、それはそれでトランクを埋めるために荷造りをしたような感じになって、はたしてこれでよかったのかとなってしまう。ちょっとしたスペースができたからといって、やりもしない英語教材なんかを入れてみてもやっぱり使わない。それどころか、旅行中に何か買ったりしてしまうともう入らない。
じゃあどんな風に入れるのがいいかというと、一般的には持っていかなければいけないものを入れる。洋服だとか、必須のものですね。時間に引きなおしていえば、どうしてもやらなきゃいけない仕事だとかを最初にスケジュールに組んでしまうとよい。
たしかにこの詰め方は合理的ですが、これをやると間違いなく娯楽品を入れるスペースがなくなってしまいます。
だから、私としては最初に遊び道具を入れてしまう、その後に必要なものを入れていく。洋服が入らないなら、もう持っていかない。必要なものは、必要なのですからそれがなくては成り立ちません。だから必ずどこかで手に入れます。だから持っていかなくていいという論法。着替えなくして旅行にいけば、誰だって途中で洋服を買います。パンツがないなら、コンビニで買えばいい。全部買うと高いし、中には売ってないものもありますから、そういうのは持っていく。とにかく持っていきたいものから持っていく。
時間も同じで、何かやりたいなって思ったら何も考えずやってしまう。必要なことは必ずやります。どんなに試験前に遊んでしまっても、試験直前にはなんだかんだ勉強するもの。それと同じです。
遊び道具だけを持って、旅に出る。素敵ではありませんか。

そういえば、前に、1週間ほど関西に泊りがけで遊びにいったんですね。
それで、私の鞄を開けっぱなしにしておいたら、友達が、「こんなに大荷物で、中身が本ばっかり!!何考えてるの!!」って驚いてました。
いいよ、何も考えてないもの。