明るいものから影響を受ける

先日は考え方の話をしました。
考え方が変われば、学ぶ対象が増えます。学ぶ対象が増えれば、日々の学習量が増えます。毎日過ごすことで、足し算ではなく、掛け算で賢くなっていきます。
考え方をよくしていくにはどうしたらいいでしょうか。
まずは明るい人、やる気のある人と話し、明るい本、やる気の出る本を読み、明るいテレビを見る。これに尽きます。
そういう意味で、テレビをだらだらと見ることは非常によくありません。アニメやバラエティだけを見るのであれば、さほど問題ではありませんが、テレビ番組にはネガティブな意見が蔓延っております。ノストラダムスの大予言だとか、マヤの予言だとか世界が滅びる話ばかりです。それが終われば、大地震の話に、不況、不況、不況。ニュースに取り上げられることも悪いことばかりです。最近の若者はバカで凶悪で何を考えているのかわからない。異邦人は人殺しをなんとも思っていない殺人集団のようです。最近の女は子供を煙草のポイ捨てのように捨ててしまう。主婦はパチンコに行き、子供は車に放っておいて気付いたら黒こげになっている。税金はどんどん上がっていき、その税金は無駄遣いされている。サラリーマンはみんなリストラされ、あらゆる大企業がまさかの倒産。学生は就職先がひとつもない。高学歴もワーキンプアとか言われています。ニートやフリーターが溢れている。一方で就職した人はみな自殺をしている。自殺をしないのは無差別殺人をしている。一体誰が働いているんだと聞きたくなります。そんなニュースばかりです。
別にニュースを見るなとは言いませんが、ネガティブなものに触れたらそれよりも多くポジティブなものに触れなくてはなりません。友達も暗い、触れるメディアも暗い、家族も暗い、これじゃあ自分も暗くなってしまいます。考え方が暗くなるということは全体がよくない方向に作用するということです。最悪です。
考え方を自分で変えることは大変に難しい。ただでさえ暗い情報に囲まれていますから、ぼやぼやしていると暗くなってしまいます。ですから、明るいものを探さないと、明るくなることはできません。
しかし、安心なさい。私たち日本人は、他人に影響されやすいと言われます。
そうであれば、明るい友人をひとつ作れば、すぐに明るくなってくるものです。
せっかくの人生です。息をして時代の不幸を嘆いているだけでは少しもおもしろくないではありませんか。
このブログが皆さんの明るい日々を形成する一助となればと思っております。