小さな成功体験2

今日は小さな成功体験を手に入れる方法を話すのでしたね。
1日もじらしてしまったので、いきなり結論を申し上げましょう。
小さな成功体験がないのは、目標が少なすぎるからです。
成功とは、目標を設定してそれがうまくいくことだと言いました。
だから目標がないと成功しようがありません。
じゃあ何か目標を立ててみるかというわけで素人がやりがちなのは30歳までに課長になるとか公務員試験に合格するとかアホな目標を立てることです。
いま25歳だとしましょうか。その目標はあと5年は成功しないことになります。公務員試験は来年あるからいいっていう人も間違っています。来年まで目標を何も達成しない気なのですか?
このように多くの目標がたりません。小さな成功体験を手に入れるのですから、目標も小さいものじゃなくてはダメです。水を1リットル飲むとか、煙草を30本以内に抑えるとか、2時まで煙草を我慢するとか、次すれ違った女の人に道を聞くとか、今日は本を12ページ読むとかそれぐらいじゃないとダメです。今日達成できる目標を毎日作ったら1年に365回チャンスがあります。10日に目標をひとつだと36回のチャンスです。
私たちは成功する可能性を高める必要なんて全然ありません。成功する回数を増やせばいいのです。だからチャンスは多いほうがいいです。目標が少ないと数も減ります。
今まで小さな成功体験がひとつもなく、自信がまったくないという人は目標が少なすぎたのです。
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何か今日の目標を作ってみましょう。
そうですね、思いつかない人は挨拶をするとかどうでしょうか。あるいは、物を買う時にお礼を言うというのはどうでしょうか。このぐらいの目標はドラクエでいうとスライムです。得られる経験値も低いかもしれません。中ぐらいの目標はドラクエでいうとおおねずみとかまほうつかいぐらいです。しかし、レベルが低いのにまほうつかいに何度もやられるのはかえって非効率です。結局、スライムを倒して、カラスをやっつけてという風に少しずつやっていくのが効率的なのです。