小さな成功体験

自己啓発の本ってありますよね。「年収1000万円になる本」とか「あなたもやればできる」とか「できる社員は朝早くやってくる」とか。私は毎日本屋に行ってるのでわかりますけど、こういった本は山のように出ている。数週間もすれば新着本のラインナップがすっかり変わるほど発売されています。
こういうのは多く、著者の体験記です。合格体験記ならぬ成功体験記のようなものです。それで何冊か読むとある程度の法則らしいものに気付いてきます。大雑把にいえば、1.著者本人の異様な明るさ 2.小さな成功体験で手に入れた自信 3.出会い あたりがあげられるのではないかと思います。このブログは1の異様な明るさをものにしようというコンセプトで、そこに焦点をあてたものです。ところがこの3つはてんでばらばらなのかと言えばそうではなく、どれも密接に関連している。小さな成功体験のときの出会いがきっかけでうまくいって、もともと明るい人がさらに明るくなったと考えることもできますし、その成功体験があったからこそ明るいと考えられなくもない。
そこで、今回は2の小さな成功体験について話してみようかと思うわけです。
成功というのは、目標を設定してそれがうまくいくことです。
例えば元ライブドア社長の堀江さんなんかは自著の中で、自信をもつきっかけになった経験を大学入試の成功だと言っておられます。堀江さんは半年前に東大に合格する目標を立ててうまくいった。それが小さな成功体験として自信に繋がっていった、と。自信っていうのは「やればできる」ということを身体で理解したということです。
え、なんで今日は成功体験の話なんかするんだって?
だって、皆さんそんなものないでしょ?
私には聞こえますよ。「小さな成功体験なんかひとつもない。俺は人生で負けっぱなしだ。いまさら何を成功しようっていうんだ……」という皆さんの怨念の声が(笑)。
つづく〜