仕事のできる人

皆さん、おはようございます。
今日は月曜日ですから、仕事の話でもしようかなと思っています。

仕事――!!
父に、「仕事のできる人ってどんな人なの?」って前に聞いたことがあるんです。そうしたら、こんなことを言っていました。「自分で企画して、自分で実行する人は優秀だよ」と。

ここで、話は変わりますが、会社員と経営者の違いってなんだと思います?
まず第一に会社員はサラリーマンと呼ばれるように一定の給料をもらいますが、経営者は給料というよりも儲かった分を自分の収入にすることができます。逆に、赤字の場合に経営者は当然、収入などありませんが、会社員はそれでも給与が与えられます。ですが、もっと本質的な違いがあると思うんです。それは会社員は、他人の金を使って行動することです。いわば、うちにある金を使っていいからなんとか増やしてくれないかという要請にこたえるものが会社員なのです。ですから、大変雑な言い方ですが、任された以上、会社員は会社のお金を、資本の拡大のためであれば好き放題に使えるわけです。
私のまわりを見ていますと、会社員の方は大変にやる気のない方が多い。きっとやる気をなくすようなシステムになっているのでしょう。上述の意見は、働いてない私の意見ですので全然説得力がないかもしれません。私も会社員になったら、皆様と同じように漫画喫茶に営業に行くことに日々精を出すでしょう。ですが、働いていないからこそ、働いている皆様が見えないメリットというものも見えてくるのです。会社員の方はニートや研究者を、あるいは主婦をうらやましいと思うかもしれません。会社員だから、ニートのよさが目立って見えるのです。しかし、会社員の方に、ニートや研究者の苦労はなかなかわかりにくいものがあるでしょう。

話は少し戻って、他人の金を使えるというのは素晴らしいことですし、きっと楽しいことです。お金を使うことはそれが誰の金であったとしても楽しいことです。
また冒頭で、「自分で企画して、自分で実行する人は優秀だ」という意見を紹介しました。
この話には続きがあって、「実際にみた優秀な人はどんな人?」と聞きました。詳しいことを話せば、誰のことか特定できてしまうので言いませんが、その優秀な人は色々やってみてひとつ大きな赤字を出し左遷されてしまったそうです。でも、優秀だから別の部署に引き抜かれ、そこの上司がその会社をやめて関連会社の取締役になったときに彼も一緒に連れて行きました。そして、彼はそこの会社の社長になりました。会社は彼のせいで大損しましたが、彼が少しも損をしていません。会社員とはそういうものなのです。
わかりやすくいえば、優秀な人はこんな感じの人です。

ある日、彼は思いついた。
なんでトイレって座らなきゃいけないんだろう。寝た方がリラックスできていいじゃないか。
そこで、彼はひらめき、マッハで企画書を書きました。
彼の書いた企画書は、居眠りしながらトイレを済ますことができるというベッド型トイレという何のひねりもないアイデアでした。(早くて普通が仕事のできる人です)。
上司からOKがでたので、実際にやってみました。
ところがそんな変なトイレはさっぱり売れず、大赤字となりました。

こんな人が優秀なんです。
思いついた。やってみた。損失がでた。

みなさんも大きな損失を出してしまおうではありませんか。そこで得た経験は決して身銭では体験できない貴重な経験になるはずです。