疲れたら美容院でも

今日は美容院に行ってきました。いつも行っている美容院があるのですが、今日は違うところに行きました。
時間がなかったのと、カットというよりはとりあえず身なりを綺麗にしてもらいたかったので、安いところに行くことにしました。
最近の美容院にはありがちなことですが、美容師にランクのようなものがあって、そういう時はいつも一番高い人を選ぶのですが、今日は一番高い人がいないと言われて、よく考えたらシャンプーさえしてくれればいいのだから一番安い人にしたんです。
そうしたら若いお姉さんが出てきて、カットとシャンプーとその他諸々をしてくれたわけですが、その人が話していてとても楽しい人で、けらけら笑いながら「おもしろいですねー」って言ってくれました。色々髪の毛についてためになることも教えてくれましたし、なかなかのあたりをひいたものです。
その後、美容師お薦めのシャンプーを買いました。
こういうこと言うと、「みのりさん、それ騙されてますよ」とか言う人がいるんです。なんと心の貧しい人でしょう!
専門家がこれがいいと薦めるものがどうして悪いのですか。
まあ若干やってしまった感もありますが……(笑)。
これについては、いいたいことがたくさんあるので、日を改めてまた話します。結論だけ申しますと、どんどん買えということです。

ところで、美容師を選ぶひとつのポイントとして髪について講釈垂れるタイプがいいんですよね。髪について知ってることを全部話してほしい。整体師も服屋の店員もそうですが、とにかく講釈垂れるタイプがいい。
私は学びながら服を買いたいんです。
美容院は、まず美容に関する知識を話すことで学べますね。それから美容師はお洒落ですから、なるほどこういう髪型をするのかとかこういうファッションをすると学べます。さらに美容院に来る人はお洒落な人が多いですから、そういう人からも学べますね。
そうやって興味を増やしていくんです。
友達の買いものに付き合うときってありますよね。例えば、プラモデル買うから付き合ってくれよとか。これがデートであればかなり背筋の凍る瞬間ではありますが、まあとにかくそういうことってありますよね。雑貨屋に連れて行かれたけど、少しも興味がないとか、ドラムのばちを買うから付き合ってくれ、とかギターをペンペンやる(なんていう名前かわかりませんがありますよね)のを買うから付き合ってくれとかとにかくそういうことは結構あるものです。
そういう時に、退屈だなあと思いながら携帯のメールをするのではなく、目を血走らせて辺りを観察することです。
まずはその友達がどういう物に興味を示すのかよく見ておくこと。そうすれば、音楽でこんなのがあってほしいんだよねと言われても、こないだ見てたアレ?という風に会話できます。それから店員に話しかけましょう。「これは何ですか」って。私は全然楽器には興味がないのですが、前に楽器屋に行ったときに「これ何だ」と聞いたんです。「ギターです」というので、「ギターとは何ですか」と聞いたら怪訝そうな顔をしたので、「ギターをギターならしめる要素はなんですか? つまり、ギターとバイオリンは何が違うのですか?」と伺ったら、懇切丁寧に教えてくれました。
こうしてギターを理解した私は、友達に偉そうに、「キミ、ギターとは何か知っているかね、ギターとバイオリンを分かる分水嶺はどこにあるか知っているかね」と得意気に聞いたところ、なんとその友達が店員が同じ完全な正解を言ってのけたのです!
これには驚きましたが、たまにはこういうこともあるものです。

だんだん何を話しているのかわからなくなってきましたから、このへんで終わりにしますが、とにかく私が言いたいことは、興味や知識が増えるきっかけを逃さないようにしようというと興味のないことはその場で興味をもってさっさと学んでしまおうということです。
興味を多く持てる人は日々が楽しくなります。人生は日々で構成されますから、日々が楽しければ人生が楽しくなります。いろんなことに興味を持ちましょう。今日、仕事が終わったらシャンプーだけでも美容院にいこうではありませんか。

ありがとうございました。