趣味のある知り合いを見つけよう

今日は記事をあげるのが遅くなってしまいましたね。
早く通勤なさっている方は、朝の電車で読むことができなかったかもしれません。ごめんなさい。

週に何度か整体に言ってるんですよね。別に怪我をしているわけじゃなくて、猫背をなおそうと思って通いはじめたんですけど、これがすっごい気持ちいい。世の中にはこんなに快適なものがあるのかというぐらい気持ちいい。エステより気持ちいいです。エステも劣らず気持ちいいですけどね。
整体に行くと、同じ整体師さんがいつも揉んでくれるんですよね。慣れてくると、結構お互いのこともわかってきて、話も少しずつ深くなっていくわけです。こういう話をすると、同じ人だけど、いつも同じやり取りだよっていう人がいます。整体師さんからすれば、お客さんなんてたくさんいますから、仕方のないことです。最初の方は何度も同じ話をします。これはしょうがないです。
でも原因の半分は客の方にもあります。印象に残らない話をしているんですよ。別に印象に残らなくてもいいかもしれないですけど、世の中印象に残らないと困る時というのがあります。就職活動だとか、AO入試の面接とか、会社のプレゼンテーションとか、そういう時に備えて、整体師に覚えられようとネタ(!)を仕込んでいくのもいいかもしれません。無理に喋る必要は全然ありませんが。

それで、その整体師の人が毛むくじゃらの山男みたいな人で、こんなのが優しく背中を揉んでくれるのだから、これが気持ちよくないわけがない。最初に強くされると痛くなっちゃうから優しくしてねという旨のことを言って、かなり優しくしてもらっているのですが、昨日は調子にのって「ちょっと慣れてきて、そんなに痛くなくなってきました」っていったら「いや〜今でもほとんど力を入れてないソフトタッチですけどね」と苦笑しておられました。
まあそんな話はどうでもいいのですが、その整体師の人がパワーリフティングという競技をやってるらしくて、私はパワーリフティングの話をしながら揉んでもらってるのですが、これがすごい楽しい。
ああこの人、パワーリフティング好きなんだなっていうのが伝わってきますし、私はパワーリフティングなんて整体に行くまで知りませんでしたし少しも興味ないのですが、大好きな人と話してると興味も出てくるんですよね。
昨日もパワーリフティングの話を1時間して帰ってきたわけですよ。
私の友達に洋服のすごい好きな人がいて、洋服を買いに行く時はその人を誘います。その方が楽しいから。
お笑いも全然興味ないんですけど、お笑いの好きな友達が以前できたので、結構前ですけど何度か漫才を観に行ったんですよね。やっぱり楽しい。あの人はこうでこの人はこうで……って話してくれるわけです。
私の父は登山が趣味で、たまにヒマラヤに行ったり、冬なんかほとんど山にいますけど、夕飯の時に山の話をするのは楽しい。前に、どこかのイベントで「熊に遭遇してしまったら、みなさんどうしますか」と話をされました。なんとなく講師の方と目があって「じゃあ、そこの方」と私があてられたので、私が、「目を合わせたまま後ずさりをするのがいいんじゃないですか」と答えますと大変驚いておりました。お父さんが教えてくれたから知っていたのです。
車もそうで、好きな人がいれば結構楽しく覚えられる。私の知り合いに外車の好きな人がいて、そのお蔭で結構わかるようになりました。あれがBMWで、あれがアウディーでこれがアルファロメオみたいな。
そういう専門家の友達をつくると日々が楽しくなります。ぜひ周りに、そういう何かが大好きな気違いみたいなお友達を増やしていきましょう。車のことは車オタクに、筋トレのことは筋トレオタクに、洋服のことは服オタに、アニメのことはアニオタに相談するのが一番です。相談事なのに嬉々として聞いてくれる人なんてそういませんよ。
そういう人はきっといい人脈になりますよ。
私も本が好きで、たくさん読んでますから、本屋に連れていってくれと言われたら喜んで連れていきます。
皆さんも周りの専門家を大切にしましょう。
そういうのが人脈になっていくのです。たまたま名刺を交換した偉い人は人脈ではありません。