早くて普通

あんまり合コンネタばかり話しててもしょうがないので、別の話をすることにします。

今日は月曜日で皆さん今日からまた1週間働いたり、学校に行ったりするのでしょうから、仕事とか勉強でやる気がでるような話でもしたいところです。

仕事っていうのは、漠然としていてどのようなものか学生の方にはわかりにくいかもしれません。また高校を出てすぐ働いてる方は、大学の雰囲気がよくわからないかもしれません。
私はといえば、働くのも勉強もいかにも半端な人間ですが、大雑把な印象では、仕事というのは大学でいうレポートに似ています。課題があり、それをやる。ネットゲームでいうとクエストのようなものが近い感じが致します。

それで、仕事やレポート(以下、仕事といいます)には〆切がありますね。それから手を抜こうと思えば抜けるし、徹底的にやろうと思えば、そうすることもできるという自由裁量という性質があります。このへんが仕事の難しいところですが、ひとつ解決基準を提示したいと思います。
まず、仕事を出されたら、その場で終わらせます。〆切がいつだとか関係ありません。すぐにその場でやります。それですぐに提出します。レポートはそれでもう終わりですし、仕事であればきっと次の仕事が与えられるか、幾らかの暇が与えられます。そうやってできた時間は素晴らしい時間になります。レポートをしようと思っていて手につかない時間は、不安だけがある意味のない時間です。やりたいことは我慢するのに、やらねばならないことに着手しない最悪の時間です。だから、さっさとやる。クオリティは普通でいいんです。優秀な人は、「早くて普通の仕事」をします。ダメならボツがでますが、大した問題ではありません。だって、まだ〆切には時間があるでしょう。ボツになってもどうしてボツなのか聞いてみましょう。そうすれば、次からそれを意識できますし、何よりも上司の意向が僅かながらにわかるはずです。〆切直前ではこれはできません。だから、「早くて普通の仕事」をしましょう。
レポートは提出して終わりというものが多いですが、じっくり練ったからといっていいアイデアなんて出てきません。初日に本気で完成させるつもりでやってしまいましょう。それでも間に合わないなら、仕方ないですが、本気で1日で仕上げようとした集中力は〆切直前の集中力と同じです。

仕事っていうのは、与えられた時に、どういったものが与えられているのかわかりにくいものが多いです。適当さもよくわかりません。とにかくやりさえすればいいのか、全力で最高のものが期待されているのかよくわかりません。
だから、キャッチボールのように、とりあえず普通程度のものを提出して、「どうですか」って聞いてみることが大切です。それをやるためには、早めに終わらせなきゃいけないし、普通程度の出来のものを出してみるのが一番です。
「ちょっと調べておいて」と言われても、ぐぐっておいてというニュアンスなのか、論文レベルの研究が求められるのかはよくわかりません。
だから普通程度のものを早く出すんです。

とにかく、早くて普通、スピード重視です。


私はまだほんの小さい時、警察に保護されたことがあります。理由は踏切の中にいて危なかったからです。
当の私はなぜそんなところにいたかといえば、次の電車がくるまでに宿題なんて終わらせてやるよと意気込んでいたからです。そのぐらいの気合いで頑張りましょう。気合い一発!