ボールペンを装備しよう

ほとんどアルバイトで構成されている飲食店なんかに行って、パッと見て誰が偉いのかわかる方法があります。
胸ポケットに一番たくさんボールペンが刺さってる人が一番偉い人です。
店長という名札をつけている人がいて、その人にボールペンがなくて、ある一般従業員の胸ポケットにボールペンがたくさん刺さっていたら、その従業員が実質的なリーダーです。店長は多分、その会社に入社したばかりの新人です。

どんな種類のものであれ、仕事着と呼ばれる服の特徴にポケットが多くついているということが挙げられると思います。
スーツはもちろん、作業着も結構いろんなところにポケットがついていますよね。
ポケットがあるということは、ボールペンが入るということです。
逆に、仕事に不適切な格好として、トレーナー、Tシャツなどが挙げられると思います。ああいう服の何がダメかって、ボールペンが入らないですよね。
Yシャツも胸ポケットがありますし、やっぱりボールペンが入ります。

女性の事務員はスーツと私服の間のような半端な格好をして働いている人が多いですが、あれは上着にボールペンが入るからいいのです。
もし、水着で会社に行ったら絶対に怒られます。
「お前、一体どこにボールペンを挟む気なんだ!! 仕事をする気があるのか!」と。
そうです。ボールペンの数は、実はやる気の数なのです。
仕事をする気のない人は、スーツを着ていてもボールペンを持っていません。
就職活動の学生は手帳にボールペンは刺さっていても、胸ポケットにボールペンは刺さっていません。
あの人たちは仕事をしていないからです。
逆に、学生でも塾の講師をしている人は胸にボールペンが刺さっています。
胸にボールペンをたくさん刺しましょう。

フリーターはどうしたらいいか。
ボールペンの刺さる服を買えばいいのです。
同じフリーターでも大学の非常勤の先生はYシャツをきています。
彼らは仕事をしているので、胸にボールペンを刺さなきゃいけないからなのです。

ボールペンを装備しよう。