はじめての合コン04/3章〜last

3章 次へつなげよう

3-1.連絡先を聞こう
こういうハウツーのようなものを読むとだんだんテンションが上がってきて、よし、お持ち帰りだとか思うかもしれません。しかし最初の目標を思い出しましょう。合コンの目的はひとまず連絡先を聞くことです。
では、どうすれば連絡先を聞くか。
実に簡単な方法があります。「電話番号教えて」と聞いてしまうことです。これを断る人はまずいません。いたとしたら、普通じゃないです。だから、さっさと聞いてしまえばよいということになります。
誰かが聞けば、周りの人も聞きやすくなりますから、ここはひとつみんなのために大きな声で、「電話番号教えて!」と言いましょう。
しかし、これはあくまでも最低限の目標です。どうしてもこのコを…と考える場合、電話番号を聞く瞬間を有効に活用しなくてはなりません。電話番号を聞くということは電話番号が必要ということです。ということはまさにその瞬間において、次のデートや電話に誘いやすい瞬間はないのです。
とりあえず、やっておいた方がいいこととして、電話番号を聞いた時に、今日の何時に電話してもいい?と尋ねます。これで少なくとも今日の夜に二人で電話できます。いいですか、メールをするとメル友になってしまいます。メールだけというのはダメです。返事は返ってきますが、相手が自分のことをどう思っているのかわかりにくいし、わかる頃にはもうメールが返ってこなくなりつつあります。だからどこかで電話しなくちゃいけない。しなきゃいけないことは最初に済ませてしまいましょう。幸い、私たちには電話をする理由があります。今日会ったんですよ。「今日は楽しかった。ありがとう」って電話すればいいじゃないですか。
女性で電話は嫌いという人がいます。嫌いなら早く切ればいいんです。それでも嫌という場合、それはもう嫌われています。諦めましょう。

3-2誰でもいいから連絡先を聞いておく
番号を交換するという時に、気に行ったコが遠くの席で番号が聞けないということもあろうかと思います。
そういう時(そうでなくとも)は近くの人の番号だけでも聞いておきましょう。自分で番号を聞かないまま終えた合コンがあると、それが習慣になり、合コンで何もしなくなります。そうすると、合コンに参加してもさっぱり次に繋がらない、つまりさっぱりモテないということにもなりかねません。ですから、とにかく番号ぐらいはすぐに聞き出せるようになっておきましょう。あえて番号を聞かないというテクニックもないではありませんが、そういうのは合コンではあまり意味がありません。
それに、電話番号一人聞いておいて、後で「みんなの分も教えてよ」というのは全然失礼なことではありません。もっといってしまえば、幹事に聞けば全員の連絡先はいつでも手に入ります。ですから、電話番号云々というのは実はどうでもいいことです。ですが、電話番号が聞けないというのは能力として致命傷です。他人に任せるという悪習は早めに断っておかないとダメです。

3-3.お礼の電話を
手に入れた番号をもとに、それが恋愛対象の人であれば、お礼に電話をしましょう。そうでないなら、お礼にメールをしましょう。特に幹事の人には全員メールをしましょう。具体的に幹事がこういった点で気を遣って頂いたので、とても楽しめたとお礼を言いましょう。そのために合コン中は、ある程度、幹事の動きに気を使いましょう。
きちんとお礼をすれば、こちらのパーティーが不細工揃いのはずれパーティーでも、幹事の方は合コンを開いてあげてよかったと思います。どんなに向こうのパーティー側から不満が出たとしても絶対また誘ってくれます。それも、今度はつまらないことに不満を出さないような、もっと性格のいい可愛いコを連れて誘ってくれます。


おわりに

長々と書いてきましたが、合コンは最高の準備、最高の心構えをしていたとしてもうまくいかないときはいきません。時には全員が固まってしまい、電話番号も聞けずにおわってしまったということもあるでしょう。
私もトイレから戻ってきたら、全員が葬式のように静まりかえっていたという経験があります。
ですが、気にすることはありません。
そんな時は男同士で、女同士で、楽しい反省会をすればいいではありませんか。失敗した合コンの反省会こそ楽しいものですよ(笑)。
思ったよりもたくさん書いてしまいました。
読んでくれた方、本当にありがとう!