本気の人は眼差しが違う

コンビニに遊戯王カードっていうのがあって、人気があるみたいで小学生たちがその近くでよくたむろしているんですね。
どうも袋の中に5枚カードが入っているらしく、その中にたまにすごいカードが入っていたりするらしいのです。
そこで、小学生たちはさかんに袋の上から触ったりして、なんとかそのすごいカードを引こうとするんですね。これは、小学生に限らずそのカードを買う人ほとんど同じような触り方をするんです。
だから小学生がごぞごそとカードを触っていたとしても、特に何とも思わないんですけど、今日は様子が違う。

小学生がヘンな機械を持っているんですね。
小さなファンデーションくらいの大きさの機械です。
それが不気味に青く光っているのです。
よく見ると、どうも重さを計る機械らしく、その上に1袋ずつ乗せては「違う」とぼやいているのです。
すべての袋の計測がおわり、いよいよそれらしい袋に目星をつけた小学生たちが一人ひとつずつ買っていきます。1枚150円。
気になるので、後をついていったら、全員外れたようでみんながっかりしている。
その後で、あとでああだこうだと反省している。そしてもう1枚。これも外れ。
目が業界の人の目です。遊びでやっている人の目ではありません。
本気で仕事をしている人の目です。

仕事とは、本来そうあるべきではないかと学ばさせて頂きました。
PDCA等と言わずとも、本気でやれば自然とそうなっていくのです。